9月セミナーのご受講ありがとうございました!

ネットワーク技術入門講座【オンラインライブ】」のご受講ありがとうございました。

随時、いろいろとご質問を頂き、お蔭様で有意義な時間を過ごさせて頂きました。

またどこかのセミナーでお会いできるのを楽しみに致しております。皆さまの今後のご活躍・会社のご発展をお祈りしております。ありがとうございました!

9月セミナーもよろしくお願いいたします!

2022年9月16日(金) 10:00-17:00(後半)に担当させて頂くJUASセミナーは、定期開催させて頂いている「ネットワーク技術入門講座【オンラインライブ】」の2日コースの二日目の開催です。

暑い日が続きますが、ご参加いただけるのを今から楽しみにしております。

前回最終段階でいただいたご質問(ご要望)として「P60で、VLANに関しての説明がありますが、ポートVLANとタグVLANを併用した場合に、どのように通信するかが分からないので、教えていただきたいです。」を頂いています。

下記をベースに当日、解説をさせていただきたいと考えております!

ポートVLAN (ポートベースVLAN)は、VLAN(仮想LAN/バーチャルLAN)の方式の一つで、VLANのうち最もベーシックな技術です。

具体的には、一台のL2スイッチのポート(インタフェース)を単位に、物理的な回線でグループを構成する方式です。

設定としては、各ポートに所属するVLANの番号(ID)を割り当てます。IDは1から4094の任意の整数がアサイン(設定)されます。同じVLAN IDのポート間は接続・通信することができますが、他のIDのポートとは通信が遮断されるため、1つのポートが複数のVLANに所属することはできません。

タグVLANは、 VLAN(仮想LAN/バーチャルLAN)の方式の一つで、ネットワークを流れる個々のフレームに転送先のグループの識別番号を付与する技術です。

タグVLANでは各フレーム(Ethernet)の先頭部分にある送信元や宛先などの制御情報が記述されたヘッダの特定の箇所にVID(VLAN Identifier)を設定します。

各端末はフレームの送信時にVIDを付与して送信し、L2スイッチはこれを見て同じグループに所属する端末へフレームを転送します。異なるVLANの端末へはフレームを送信しません。

ヘッダ内でのVLAN IDの記述方式はIEEE 802.1Q (VLANタギング)という規格によって標準化されており、異なるメーカーでも運用することができます。

さらに深堀したい場合は https://www.infraexpert.com/study/vlanz2.html